この度、奄美大島の(株)天美(あまみん)代表の大江強様と一般社団法人アマミ舞協会代表の花柳鶴寿賀先生より真菰御祭田を御奉納いただき、真菰筍の刈り入れにお寺の有志の方々と奄美大島へ行って参りました🌞
真菰とは川や沼などの水辺に群生するイネ科の多年草で日本に米が伝来するまで貴重な穀物とされていたそうです。その姿は六千万年前から一億年前も、今の形を留め日本各地に自生しています。また真菰には水質浄化の作用や病気を癒したり邪気を払い“神が宿る草”とも云われており「古事記」や「日本書紀」「万葉集」にも登場し全国各地の神社では神事に用いられています。
仏教においてはお釈迦さまが真菰でムシロを編み病人を治療したという話と、お釈迦さまがとても可愛がっていた象に真菰の葉を食べさせていたという話があります。
また、『真菰筍』とは真菰が夏を過ぎた頃に茎の中の花芽に寄生した黒穂菌の影響で根元の部分の茎が横に肥大してゆきます。その部分を『真菰筍』と呼びます。
真菰筍には食物繊維やビタミン、ミネラル、クロロフィルなどが豊富に含まれております。
中国では高級食材として利用されており、タケノコのようなシャキシャキとした食感が特徴です😋天ぷらや炒め物、味噌汁や味ご飯、お鍋など真菰筍はクセがなく和洋中どんな料理でも美味しくいただけます🍴🍚
✨特に大江さんの真菰筍は甘くて柔らくて🌞絶品です🤭✨✨
この度の真菰刈り入れに際しまして、大江様と鶴寿賀先生の温かい真心に心より感謝申し上げます。また、お手伝いなど様々なお手配をいただきました有志の方々、そしてお寺の留守中に受付などご参拝者様のご対応をいただいたお寺の関係者様方に深く御礼申し上げます_(._.)_💦
ステキないわれのある真菰。皆さまの汗も笑顔も、ステキに輝いてるように感じました。自然の恵みを、地域社会とともに育み未来につなげていく取組、とっても大切だと思います。